起立動作を再考する

「○○(あなた)さん、ちょっとこっちに来てもらっていい?」
「はい、何か?」と立ち上がり、上司の元に向かうあなた。

「○○(患者さん)さん、はい!立ちますよ。」と、立てない患者さん。
「立つの大変ですよね。じゃあ、しっかりお辞儀して…」と、誘導するあなた。

前者はあなたの立ち上がり、後者は患者さんへの立ち上がり誘導、どちらも同じ「起立動作」です。

しかし、その起立動作は本当に同じでしょうか?

同じであるならば、なぜ後者の立ち上がりをあなたはしないのでしょうか?

それは、後者が非効率的だとあなた自身が分かっているからです。
ひとは常に効率的な運動を無意識的に行っています。

効率的な運動とは何は?
運動の成り立ちとは何か?

今回は、運動器疾患・中枢疾患、急性期・維持期など、疾患、病期に関わらず、日常的によく目にする「起立動作不全」に着目を置き、BiNIの概念を解説させていただきます。

本当に、支持基底面に重心を落とさないと立てませんか?
静的といえる『お辞儀をしながらゆっくりと行う起立動作』から動的で自然な私達が普段行っている『反動をつけて行う起立動作』が突然出来るようになりますか?
 
『常識を疑え 既成概念をぶっ壊せ』